たけろぐ

動物・植物メインのブログ.最近は日本の淡水魚ばっかり.

2019年02月

フグ飼育1年6か月

こんにちは.
今日は久しぶりの大雨です.
なんか冬ももう終わりましたね.今年は暖かかったですね.
この冬は雨も雪もほとんど降らず,家の近くの川はちょちょろになっています.
家の近くの川と言えば,毎年コガモやオナガガモが来てたのですが,ついに今シーズンは見ることがありませんでした.

今回は家のフグタソの写真を載せます.
家に来て1年6か月経ちました.

P2230050_フグ1
SL78mm.
手に乗せるのに丁度良いサイズになりました.
ブーブー鳴きます.

P2230051_フグ2
右側です.
1月19日に水槽用ヒーターでやけどをしてしまいました.
ヒーターと水槽の間に挟まってじっとしているのがとても落ち着くみたいです.
ヒーターカバーはケチらず付けておくべきでした.

胸鰭は半分無くなり,皮膚も水ぶくれの後,2,3日して無くなりました.
1か月たった今は皮膚も胸鰭もゆっくり再生中です.

ヒーターカバーを買いに行って気づいたのですが,今のヒーターってカバー付きばっかりなんですね.
驚きました.

そしてやけどを乗り越えるほど丈夫なフグですが,酸欠には弱いようで,エアレーションがなくなるとまず餌を食べなくなり,さらに放っておくとひっくり返ってしまいます.
幸い現在のところは発見が早く助かっていますが,エアレーション対策はしっかりしておかなければなりませんね.

餌は最近クリルを中心にあげています.
クリルは安いので助かりますが,川エビに比べると食いつきが良くありません.
あと相変わらず食いつきが悪い(とはいっても最終的に残さず食べますが)「ひかりクレスト カーニバル」をおやつにしています.

P_20190214_195027_1
最後に糞写真ではありますが,今月ついに膨らんだところの撮影に成功しました.
飼育を始めてからまだ3回しか見たことありません.

というわけで今回はここまで.
また次回.

【ハダカイワシ科】アラハダカ・ウスハダカ・イバラハダカ

Martin, R.P., Olson, E.E., Girard, M.G., Smith, W.L. & Davis, M.P. 2018. Light in the darkness: New perspective on lanternfish relationships and classification using genomic and morphological data. Molecular Phylogenetics and Evolution, 121: 71-85.

昨年の論文です.
アラハダカ,ウスハダカ,イバラハダカの3種は所属する属がMyctophumからDasyscopelusに変更になってました.

上記の論文上だと,

アラハダカDasyscopelus asperum
ウスハダカDasyscopelus orientale
イバラハダカDasyscopelus spinosum

ですが,Dasyscopelusの性は男性なので,

アラハダカDasyscopelus asper
ウスハダカDasyscopelus orientalis
イバラハダカDasyscopelus spinosus

となります.

入生田駅から徒歩3分

こんにちは.
24日に神奈川県博こと神奈川県立生命の星・地球博物館に行ってきました!

P2240052
人生でたぶん3度目かな?
今回は電車できました.遠いので疲れました.

P2240053

目的は常設展です.

P2240059
この日は天皇陛下在位30周年記念で常設展が無料でした.
初めて常設展を見ることができました.
天ちゃんありがとう.

【ダルマガレイ科】カネコダルマガレイの学名 他

ダルマガレイ科の学名を眺めていて気付いたこと.

●カネコダルマガレイの学名
魚類検索第三版」だとCrossorhombus kanekonisであるが,「日本魚類館」ではCrossorhombus azureusとなっている.
最近変更された?と思い調べてみると,どうやら結構前からC. kanekonisC. azureusが同種であることが言われているらしい.
魚類検索第三版ではこのあたりについては何も触れられていない.
カネコダルマガレイの学名はCrossorhombus azureusとしておくのが良いかも.

●ダルマガレイ属
ダルマガレイ属Engyprosoponの性は中性らしいので,日本産だと次の2種は魚類検索第三版での学名から少し修正が必要.

 クシモトダルマガレイ E. kushimotoensisE. kushimotoense
 テナガダルマガレイ E. maldivensisE. maldivense

【フサカサゴ科】日本からヒメヤマノカミ属の新種記載

Matsunuma, M. & Motomura, H. 2019. Redescription of Dendrochirus zebra (Scorpaenidae: Pteroinae) with a new species of Dendrochirus from the Ogasawara Islands, Japan. Ichthyological Research, DOI: 10.1007/s10228-019-00681-1

ヒメヤマノカミ属の新種が記載されました.

シロヒメヤマノカミDendrochirus koyo Matsunuma & Motomura, 2019

知られているのは小笠原諸島で採れた1個体のみ.
どこかにたくさん生息する場所とかあるんですかね?
これで日本産ヒメヤマノカミ属Dendrochirusは以下の5種となります.

ヒメヤマノカミ 写真
ヒレボシミノカサゴ 写真
シマヒメヤマノカミ 写真
シロヒメヤマノカミ
キリンミノ 写真
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