こんにちは．
今週はネットで古書を買い漁っていました．
↑今週届いた本一覧．
本棚が足らん．
計13735円（送料別）で財布もすっからかん．
韻を踏めたところで，買った本を紹介します．
まだパラパラとしか見ていませんが．
まずは，岡田・松原（1938年）の「日本産魚類検索」．
欲しかった本です．ようやく手に入れることができました．
当時の日本産魚類が網羅されており，和名のなかった一部のタクソンには新称が付されています．
魚のイラストも少しあります．
「日本魚類図説」（1935年）と合わせて読むと良いらしいので，安いものがあったら買おうかなと思います．（→買いました（2020/9/24））
個人的に属和名のフォントがたまらんですね．
なんていうフォントなのでしょう？
ご存知の通り松原先生はこの後，1955年に「魚類の形態と検索」を出版しますが，こちらはもはや人間業ではありません（たぶん人間やめてます）．
続いて，「日本列島産淡水魚類総説」（1979年復刻版です）．
私でも買える値段のものを見つけたので購入．
箱こそ焼けていますが，中の本はとてもきれいでした．
前の持ち主は大事にしてきたのでしょう．
これも一度読んでおきたかった本です．
日本産淡水魚各種の濃厚な解説があります．
さすがに分類は古いので，青柳先生に1回蘇ってもらって，現在の知見でリメイクして欲しいです．
青柳（池田）兵司はこの本以降，たぶん魚類に関する論文等は出していません．
文部省（当時）あるいは東京都立駒場高等学校にいたようです．
残りは日本各地のローカルな魚類図鑑等です．
これらについては時間があるときにでも紹介しようかなと思います．
ではまた次回．
